表計算ソフトの良いところ
表計算ソフトは、最も柔軟な筋トレ記録です。列も数式もグラフも自分で決められます。どのバーベルを使ったか、肘の調子はどうだったかなど、アプリが想定していない項目も記録できます。無料で、どのパソコンでも開け、2026年に保存したCSVファイルは2046年でも開けるでしょう。
計画づくりも表計算ソフトの得意分野です。週ごとに回数目標が変わる12週間のプログラムは、スマホよりパソコンのキーボードで書くほうがずっと楽です。コーチがいる場合も、共有シートなら二人で編集できます。
表計算ソフトのつらいところ
問題が出るのは、机の前ではなくジムです。
- セット間の入力が遅い。小さなセル、スマホのキーボード、汗ばんだ指。今日の行を探し、3セット目の列を見つけるだけで、セット自体より時間がかかることもあります。
- 前回の数値が見えにくい。超えたい数値が、何行も何タブも離れたところにあります。
- 数式が壊れる。1行を違う場所に貼り付けただけで、ボリュームのグラフが静かに狂います。
- グラフは手間がかかる。種目ごとに自動更新される進捗グラフを作るのは、それだけで一つのプロジェクトです。
- クラウドのシートは通信が必要。多くはオフラインでも使えますが、地下のジムに立つ前に設定しておく必要があります。
よくある回避策は、ジムではメモアプリに数字を走り書きして、あとでシートに写すことです。その2回目の作業が、いちばん飛ばされます。
アプリの良いところ
良いジムアプリは、セット間の90秒のために作られています。Moosklesでは前回の数値があらかじめ入力されているので、セットの記録は微調整して保存するだけです。やることタブには今日のメニューの残りだけが表示され、どの種目にも、自分で作らなくても進捗グラフがあります。

アプリのつらいところ
- 囲い込み。履歴を自社のサーバーに保存し、エクスポートの手段を用意しないアプリもあります。
- サブスク。グラフ、全期間の履歴、エクスポートが有料の壁の向こうにあることがあります。確認ポイントは広告なし・サブスクなしの無料筋トレアプリをご覧ください。
- 決まった構造。記録できるのは、アプリが対応している項目だけです。独自の項目や単発の数式は使えません。
- アカウント。セットを1つ記録する前にメールアドレスを求めるアプリは多くあります。
並べて比較
| 表計算ソフト | アプリ | |
|---|---|---|
| ジムでの記録の速さ | スマホでは遅い | 速い。前回の数値が入力済み |
| プログラムの計画 | パソコンなら非常に快適 | アプリによる |
| 進捗グラフ | 自分で作る | 標準装備 |
| 独自の分析 | 数式が書けることなら何でも | アプリが提供するものだけ |
| 費用 | 無料 | 無料からサブスクまでさまざま |
| オフライン動作 | ローカルファイルは可、クラウドのシートは設定が必要 | アプリによる |
| データの所有 | 常に自分のもの | エクスポートできる場合のみ |
両方使う:アプリで記録して、シートで分析
どちらかを選ぶ必要はありません。エクスポートできるアプリで記録し、アプリにない分析をしたいときだけデータを表計算ソフトに取り込めばよいのです。
Moosklesでは、設定のCSVをエクスポートで、記録したセットごとに1行、次の列で書き出されます。
date, time, section, exercise, tracking_type, round, set_number,
weight, weight_unit, weight_kg, reps, duration_s, completed_only, archivedweight列は設定で選んだ単位で、weight_kg列は常にキログラムなので、数式で単位を気にする必要はありません。数値なしで完了にしたセットはcompleted_onlyに印が付くので、平均を取る前に除外できます。
ファイルを手に入れたら、一度作っておくと便利なものがいくつかあります。
- 種目ごとの週間ボリューム。
weight_kg × repsの列と、日付の週番号の列を追加し、種目を行、週を列、ボリュームの合計を値にしたピボットテーブルを作ります。 - セッション間のバランス。週ごとに
section別のセット数を数えて、プッシュ、プル、脚が均等に保たれているか確認します。 - 月ごとのベストセット。1つの種目に絞り込み、月ごとに最大の
weight_kgを取ります。
CSVは分析用で、アプリに読み込み直すことはできません。記録を新しいスマホに移すときは、代わりにバックアップをエクスポートとバックアップをインポートを使ってください。
計画は表計算ソフトで、記録はアプリで
逆の使い方もできます。プログラムをパソコンで書きたい場合、Moosklesには設定の「セクションと種目を一括作成」にCSVのプランテンプレートがあります。種目ごとに1行、セクション、記録方法、予定セット数を入力してファイルをインポートすれば、すべてを一度に作成できます。PPL分割のメニューの組み方に実例があります。

どちらを選ぶべき?
気に入っている表計算シートがあり、入力が苦にならないなら、そのまま使い続けましょう。あとで入力しようと思いながら結局しないなら、1か月アプリで記録して、最後にエクスポートしてみてください。最高のジム記録とは、全セットが入っている記録であり、そのいちばん確実な方法は、記録を数秒で終わらせることです。データがそろえば、プログレッシブオーバーロードの記録は読み取るだけです。
Moosklesは2タップでセットを記録し、表計算ソフトでも使いたいときはすべてのセットをCSVにエクスポートできます。無料、オフライン対応、アカウント不要、広告なし。
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